ハイローオーストラリアのレート詐欺とは
まず知っておいてほしいのは株と違って為替には正確なレートというものは存在しないという事。FXの世界ではそれを利用して業者間で発生する差額だけをとる手法があるぐらいです。
今では、その仕組みのおかげで各業者間のレート差はほとんどなくなりましたがそれでも少しは存在します。
ちなみにそれをFXの業者で狙ってやるとすぐに口座停止されます。
ハイローオーストラリアでトレードするときに注意すべきレート
本題のハイローオーストラリアでは他のFX業者と比べてもエンドレートにあまりおかしなレートは提示されません。ではハイローオーストラリアで発生するレート詐欺とはどういう事かというのをキャプチャした図で説明します。
これは2017/11/09の19時10分、19時15分、19時20分のハイローのレートと参考用にクリック証券のドル円レートです
この局面でハイローオーストラリアのレートを見ると直近エンドの19時10分が113.477、19時15分が113.480、19時20分が113.480となっています。
クリックのレートがBIDが113.482、ASKが113.485となり平均値は113.4835となります。
ハイローオーストラリアはすべて同じ値の113.478でクリックのレートがBID113.477、ASKが113.480となり平均値が113.4785となります。
ここから分かるように相場が落ち着いているときはだいたい下図のように全体的にレートが一致しますが、急激な変動に対してはそこそこレートがずれます。
このずれ方にもある程度のルールがあり、直近エンドが近いものほど逆張りに不利なレートが提示されることが多いように感じます。
ハイローオーストラリアのレートは詐欺なのか
しかし、これはある程度仕方がないかもしれません。スプレッドがないハイロータイプのトレードでは逆張り側に有利すぎるという面があります。
参考までに話すとFXでスプレッドが0であれば、1分足や5分足の動きに逆張りしていけば資金は無限に増えます。
しかし、スプレッド分を超えて収益を出すことは不可能です。
ただ、バイナリーオプションのハイローについてはそれをある程度優位に使うことができます。
その対策なのかハイローオーストラリアでは急変時のレートに関しては逆張りに対して不利になるようレートが提示されることが多くあります。
逆に順張りには優位に値付けされているので順張りトレーダーには有利な条件とも言えます
ハイローオーストラリアのレート対策に対する対策
ここからはあくまで個人的な見解となります逆張りトレード派
まず、この0.03pipsがどれぐらい勝率に影響を与えるかを判断する必要があります。統計的なデータでいうとスプレッドが0.03pipsあれば勝率が3%から6%、もしくはそれ以上に勝率が落ちます。
これを含めてもメリットがあるなら急変を狙うのもアリですが、普通のトレードであればそれは難しいのではないかと思います。
なのであまり熱くならずに冷静にトレードしましょう。
あえて狙うのであれば終了までの時間が長いものを選ぶ。
王道の対策としては急変時を狙わない手法を考えるしかないでしょう。
順張りトレード派
はっきり言って順張り派でここに購入ポイントがある人にとってはこれほど勝ちやすい事はないでしょうハイローオーストラリアがブーストしてくれてる訳ですから対策などは何も考えずに淡々とエントリーするだけですね。
このあたりの事情を踏まえてトレードすれば1%程度は勝率が上がるかもしれませんね
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